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がんばれ、リアム

 2005.02.27 15:47 
diary_liam.gif

2000年のイギリス映画。
ずーと何となく見たかったのですが、やっと見れました。
時は、1930年代初頭のイギリスの港町・リバプール。
リアムは、造船所で働く父と、母、兄と姉と貧しいながらも幸せに暮らす内気な男の子。
しかし、不況の波をまともに食らい父が失業してしまったことから、次第にリアムの周りで様々な亀裂が生じていく…というお話。

私は、可愛い少年のポスターから、きっとほのぼのした優しくてホッとする映画なんだと思ってました。
見事に裏切られました、はい。
暗い。暗すぎる。辛過ぎるっ!!!
それでも、リアムは泣きません。
優しく傷ついた母や姉の髪をとかしてあげます。
無力な子供なりに、ひたすら優しく家族に寄り添って変わらず毎日を暮らしていこうとするリアム。
映画のストーリーは途中で終わったけれど、それでもまだリアムの苦難は続いていく。
本当に、「頑張れ、リアム!」といいたくなってしまいます。
この邦題は、原題の『LIAM』よりも、いいと思います。

映画の中では、宗教問題、アイルランド移民やユダヤ人の迫害、またそれから生じてファシズム問題、階級差別、当時の世界的な大不況、などなど多くの問題が盛り込まれているのも面白いと思います。
プロテスタントとカトリック、リバプールにおけるアイルランド移民事情に関しては、特に映画に深く関わっているので、ある程度前知識を持っているとより楽しめると思います。
あと、この映画のカメラワークと映像の光加減が凄く好きでした。
ラストで、外へ出て行く父親の影だけが伸びて、ドアを閉めるとまっくらになる画面に、この家族の今後も続く悲しみを予想させられて悲しくなりました。
終わったあと、色々考えさせられてしまう作品で、私は結局二回見ました。
それで、思ったこと。
「がんばれ、リアム!!」

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